宇品波止場公園は広島市南区の旧コンテナヤード2ヘクタールを整備して2006年に完成した公園です。
ちょうどお天気も良かったので、海辺の景色を見たいと思い訪問してみましたので、その様子をご紹介してみようと思います。
場所はこちらです
所在地 | 広島市南区宇品海岸3丁目 |
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宇品波止場公園の駐車場
駐車台数は?
宇品波止場公園は公園の北側に隣接して駐車場が完備されています。
駐車可能台数は90台ある比較的大きな駐車場です。
駐車料金は?
駐車料金は次の通りです(2019年3月現在)
最初一時間まで無料
以後30分ごと100円
入庫後24時間まで最大1000円
混雑する曜日は?
やはり土日が一番混雑します。
駐車場の西側には隣接して「アクタス」というインテリアショップがあるんですが、混雑時はアクタスの駐車場も満車気味となりますので、こちらの宇品波止場公園の駐車場も混み合うことが多いです。
宇品波止場公園のパラダイスの塔
広島に40年以上お住まいの方なら記憶にあるかもしれませんが、パラダイスの塔とは、1989年に「海と島の博覧会」が開かれた際のシンボルタワーです。
私の記憶では、しばらく商工センターを東西に走る市道(観音井口線)の分離帯の緑地に仮置きされていたと思うのですが、調べてみると、1991年3月に広島港築港100周年記念モニュメントとして、ここに移設されたということです。
塔の外観は銀色に輝き、近未来的な雰囲気ですが、光り輝く広島への願いが込められています。また内部にも小さな塔があり、青を基調としたモザイクタイルでできています。
パラダイスの塔の内部
数年前に改修され、床に蓄光素材が入っています。ですので、夜になれば塔の内部が幻想的に輝くそうですよ。
パラダイスの塔
構造 | 鉄骨造り ステンレス板貼り |
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塔の高さ | 43.45メートル |
設計者 | アレックサンドロ・メンディーニと小林裕美子 |
宇品波止場公園の広場と1万トンバース
公園の東側は、このような広場があります。その奥には1万トンバースといって、大型船や豪華客船が着岸できる設備があります。
目の前で見る帆船や豪華客船は大迫力です。大型船の入港などは広島県のホームページにて公開されています。
アクタスなどの商業施設も隣接
公園の西側には「宇品デポルトピア」という古い倉庫を再利用された商業施設が立ち並んでいます。
アクタスはおしゃれなインテリアやカフェ、ベーカリーもある楽しいショッピングエリアになっています。
宇品波止場公園にある六菅桟橋(史跡)
ここからは宇品波止場公園の歴史を少しさかのぼってみたいと思います。
公園入口すぐの右手の岸壁には、六菅桟橋という戦時中兵隊を戦地に送り出した桟橋の跡があります。
宇品線跡
宇品港は日清戦争時において、輸送の拠点となった経緯があります。
宇品線は広島駅と港を結ぶためにわずか17日という異例のスピードで設置されたものです。
宇品線は昭和61年の廃線まで現役で利用されていました。
宇品波止場公園内に線路の一部が保存されています。
以上宇品波止場公園に行ってみて、いろんな角度からお話をピックアップしてみました。
訪問時はお天気も良く、アクタスのカフェとの組み合わせで子供さん連れも多かったです。
個人的には大型客船と幻想的な光でつつまれるという夜のパラダイスの塔はどんなものか一度見てみたく再訪問してみようかなっと思います。
同じ宇品地区の公園ではこちらも人気です。
最後までご覧いただきありがとうございました!